ちょっとした心づかいを送るメール作法、第3話です。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    <メールで築くいい関係(3)
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今回は「断り方」についてです。

▼ 断る前に「ありがとう」
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断り方にも神経を使います。「だめです」「行けません」「できません」といっ
た単刀直入な言い方は、メールの場合、口で言うよりきつく感じられるので注
意が必要。

「お声をかけていただき、ありがとうございます。あいにく○○のため…」

こんなふうに、断りを入れる前に感謝の気持ちを添えるだけで、直截な言い方
が緩和されます。

▼ 理由をはっきり
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言われて嫌な断り方が「社内で討議したところ」「みんなに聞いて検討したん
だが…」という言い方。

婉曲な断り方としてよく使われるフレーズですが、私はなぜダメなのか、なぜ
やめるのか、はっきり言ってもらった方がいいです。全体化してお茶を濁すよ
うな断り方より、理由をきっちり言ってもらった方が断られた側の改善につな
がると思うからです。これも人によりけりかもしれませんが…。

率直にものが言い合える関係を築いておくためにも、日ごろのなにげない言葉
遣いを見直したいですね。

 

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