今週は、メール作法とは一見関係なさそうな読書についてです。
いつもとちょっと短めのShort Version でお送りします。
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仕 事 Begin の メ ー ル 作 法 <【しごび】流読書のススメ(2) >
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文章を書き写す
絵画に「模写」があるように、小説を原稿用紙に書き写すのも、文章上達
の訓練になります。
前回、述べたような、小説の“古典”作品は薄い文庫本も多いので、ちょ
うどいいかもしれません。
一日に10分でも、訓練だと思って書いてみてください。読むのとはまた違
う感覚を覚えるはずです。
「作者はこう考えてこのくだりを書いたのか」と分かったり、言葉の使い
方や選び方、表現のすばらしさを身をもって知ることができたりして、勉
強になります。
小説が無理なら、新聞のコラムでもいいでしょう。
中学生の夏休みに、地元の中国新聞の「天風録(朝日新聞の「天声人語」
に相当)を切り取って感想を書くという宿題がありました。毎日、読ん
でいる朝刊一面のコラムを書き写してみるのです。
小説でも新聞でも、完成度の高い文章を書き写すことが自分の文章の鍛錬
になります。だまされたと思って、試してみてください。
<追記>2018.10.26
最近では新聞各社で、巻頭コラムの書き写し用ノートを出していますね。
(ちなみに、中国新聞社「天風録」はAmazonでは購入できなくなっていますが、
広島県内の一般書店では販売されていること多し)
“お手本”の文字量が多いと続かないので、新聞の連載小説を書き写すのもい
いかもしれません。
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【しごび】 の お 知 ら せ-1
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