今週は、メールマガジンの相互紹介についての考察です。

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 親しくなる手続き(5)
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                            続いていく仲

 ▼ 「相互」ではなく「勝手」に紹介!?
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 最後に、【しごび】流相互紹介のやり方をお話しましょう。

 創刊当初は、ごく普通にジャンルや読者層が同じと思えるメルマガに相互
 紹介のお願いをしていました。

 最近は、もっぱら部数に関係なく、質重視。読んでみて良い内容だな、と
 感じたメルマガにはジャンルも読者数も問わず、こちらから「紹介させて
 ください」メールを送っています。そこから相互紹介になるケースもあり
 ます。

 長く読んでいて、発行人とも懇意な場合は、有無を言わさずこちらが勝手
 に紹介させてもらうことも。ただ、そういうときも唐突にではなく、なる
 べく相手のメルマガの内容に絡むような紹介の仕方を工夫しているつもり
 です。

 ▼ 「質」は連鎖し呼応する
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 正直な話、今でも読者数は気になります。ですが、読者を買ってまでも部
 数を伸ばそうとは思いません。見せかけの読者より、少なくても打てば響
 いてくれる読者の反応がうれしいし、大切にしてきました。

 そうしていると、読者から「おすすめメルマガ」を教わったり、読者自身
 が良質のメルマガの発行人だったり、という幸運な出会いもあります。

 さらに、良いと思うメルマガが紹介しているメルマガは、やはり良いもの
 が多く、間違いが少ないですね。そうやってメルマガの輪、人とのかかわ
 りが広がっていきました。

 ▼ 多さより、続くか
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 私がメルマガで気になるのは、読者数の多さより、いつから配信されてい
 るか、です。

 かれこれ6年ほど前からメルマガを読み始めていますが、1999年から配信
 され、今でも読んでいるメルマガといえば2誌か3誌。3年以上続けて読ん
 でいるメルマガも10に満たないです。

 まぐまぐ! だけで3万誌。今後もメルマガはどんどん増えていくでしょ
 う。出すのは意外と簡単、でも、どこまで続けられるかがポイントだと思
 っています。

 発行の回数だけでなく、それを通して出会った人たちとの縁や仲もどこま
 で続いていくか、続けられるか。

 この【しごび】もいつまで続くかは分かりませんが、読み続けてもらう工
 夫が常に課題であり、続いていくかかわりを生み出すきっかにしたいと思
 っています。

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 【しごび】からのお知らせ
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 遅ればせながら
 先月行ってまいりました新型ロードスター・ハワイレポートが
 マツダ社のサイトにアップされています。

 動画でも見れるんですが、
 汗と興奮ですっぴん状態の私が
 眉間と目じりにしわ寄せて
 インタビューに答えてます。

 夫曰く「おばさんじゃのう」。悪かったよっ!

 ■All New ROADSTER ハワイレポート

 ■All New ROADSTER

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今週は、メールマガジンの相互紹介についての考察です。

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 親しくなる手続き(4)
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                       相互紹介も山あり谷あり

 ▼ 読者はOK、発行人はNG?
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 これまで相互紹介をしてきた中で、ショックだった出来事が一つあります。

 読者として感想メールを送ったときと、発行人として相互紹介のお願いを
 したときとで相手の態度がころっと変わってしまったことです。

 自分でメールマガジンを発行する前から、一読者として読んでいたメルマ
 ガがありました。同じビジネスのカテゴリでもあるし、何度か感想メール
 を送った時も感じの良い対応だったので、思い切って相互紹介のお願いメ
 ールを出しました。感想を送った時と同様、相互依頼も同じように本名を
 名乗って、です。

 ところが、返ってきた相手からのメールは、相互紹介こそ了承してもらえ
 ましたが、これは別人? と思うような冷ややかな文面でした。

 こちらが掲載日を知らせても「私のメルマガを購読しているのだから、紹
 介日を知らせなくても読めばわかるでしょう」という返事。より親しくな
 れると思って出した相互紹介のお願いでしたが、相手はすっかり敵意を抱
 いてしまったようでした。

 ▼ 読んでいないと紹介できない
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 逆に、「お子さんのいる普通の奥さんだと思ってたけど、あなたもメルマ
 ガ発行しているの!」と驚かれると共に「がんばってるねぇ。早速、登録
 したよ」と歓迎してくださった発行人もいます。

 この時も、相手は私がメルマガを発行する前から購読していたメルマガ発
 行人。何度か送った感想メールも覚えていてくださり、相互紹介をきっか
 けに、今度は先方から感想を時折送ってくださいます。

 私から相互紹介をお願いするのは、大半が実際に読んでいるメルマガです。
 週刊や月刊のメルマガもあるので、ある程度読んでみてから「これは!」
 と思うメルマガにお願いメールを出しています。

 なぜなら、自分が読んでいるメルマガでないと、このメルマガで紹介する
 際に実感を伴うコメントが書けないからです。ですから、「おすすめメル
 マガ」のコーナーでは、何度も繰り返し紹介しているメルマガも多いです。
 
 効率の良い方法ではありませんが、読者からは「つい登録してしまいます」
 「面白そうなので登録しました」という反応が少なからず返ってきます。

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今週は、メールマガジンの相互紹介についての考察です。

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 親しくなる手続き(3)
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                            調子のいい人

 ▼ お願いオンリー、私はロンリー
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 突然かかってくる「元気? ひさしぶり~」という電話。

 何年も音沙汰がなかった同窓生や昔の友人。ひょっこり連絡があり、懐か
 しさから思い出話なんてしていると、「ところで…」と切り出される商品
 の勧誘。

 どなたも一度や二度は経験があるのではないでしょうか。自分の都合のよ
 い時だけ親しげににじり寄ってくる調子のいい人。リアルの世界に限らず
 ネットの世界にも存在します。

 普段はさっぱり疎遠なのに、「ひさしぶり~。ちょっと××の件について
 教えてほしいんだけど」と、自分の用事があるときだけ友達ぶって聞きに
 来る人。自分の用件が済んだら、はい、さようなら。で、また用事がある
 ときだけメールをよこす。

 あるいは、メルマガを創刊する、新しい商材を売りたい、本を出すからと、
 まるで旧知の友人のように「それで、お願いがあるんだけど…」と舞い込
 む依頼のメール。

 そういう人ほど、一度相互紹介したくらいで、すっかりお友達感覚。こち
 らが感想メールを送ったり、投稿しても当前くらいに思っている調子のい
 い人。

 ▼ 効率的には仲良くなれない
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 人づき合いも効率重視? 結構なことですが、そういうタイプの人とは一、
 二度付き合えば私は十分。何度か依頼されてお付き合いしたこともありま
 すが、「利用してやろう」という下心が透けて見えた時点です~っと醒め
 てしまう。それで解除してしまったメルマガもあります。

 メルマガを通じて知り合い、お互いの感想を言い合ったり、メールのやり
 とりを続けるうちに対面できて、それまで以上に仲良くなれる人もいる。
 対面していなくても、その人が何か始める時は何はさておき協力したい、
 と思うもの。手続きを踏んで仲良くなった人には、手間を惜しむ気になれ
 ません。

 読んでくれている、感じてくれている、気にしてくれている。それがわか
 る相手とは、たとえ会わなくても、良い関係が続いていきます。

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 お す す め メ ル マ ガ
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 私が好きで読んでいるメールマガジン、おすすめしたいメールマガジンを
 ここで順次紹介していきます。

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今週は、メールマガジンの相互紹介についての考察です。

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 親しくなる手続き(2)
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               もらってうれしい相互紹介依頼メールとは

 ▼ おれおれトークにご用心
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 思わず引いてしまう相互紹介の文面に、いきなり「私のメルマガは」で始
 まるものがあります。

 終始一貫、自分のメルマガの内容のことのみ。相互紹介の結果、想定され
 る部数の上昇予測やメリットまで事細かに書いてあります。

 文章でも対面でも「おれおれトーク」「わたしわたしトーク」全開は敬遠
 されるのでご用心。意中の彼や彼女ときっかけを作る時だって、いきなり
 自分のことだけまくし立てたのでは、相手の気持ちを惹きつけることはで
 きませんよね。

 ▼ 熱心な読者には弱い
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 もらってうれしい相互紹介依頼メールは、まずは相手のメルマガについて
 の感想から始まっています。

 「創刊からずっと読んでいます」「前号の○○についての記述がおもしろ
 かったです」など、何かしら自分が読んだ感想が織り込まれていると、い
 やでもメールの送り主に興味がわきます。

 始まりは、自分のアピールより、相手への興味。メールに限らず、気にな
 る相手と親しくなるための第一歩といえるでしょう。

 お世辞や歯の浮くような美辞麗句をあげつらう必要はなく、一読者として
 の感想を素直に伝えることが大切。熱心な読者からの相互紹介依頼であれ
 ば、私なら邪険にはできません。

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今週は、メールマガジンの相互紹介についての考察です。

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法        < 親しくなる手続き
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 ▼ ささやかなこだわり
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 メールマガジンを発行するようになって、相互紹介の依頼もいただくよう
 になりました。ありがたいことです。

 基本的に「来るものは拒まず」という方針ではありますが、バックナンバ
 ーを拝見し、私がこれから読んでみたいと思ったものについてご紹介させ
 ていただくようにしています。

 あとは、相互依頼の文面を見て判断します。

 お互いのメルマガを紹介し合い、読者数を増やすというのが相互紹介の目
 的だとは思いますが、私はそれ以上に「その発行者と仲良くなれるか」に
 もポイントを置いています。ですから、依頼の文面やメルマガの内容を読
 んで、違和感を感じた場合はお断りしているのです。

 生意気かもしれませんが、相互紹介を単なる部数アップのための道具にし
 たくないからです。

 その代わり、読者数に関係なく、好きなタイプのメルマガには「紹介させ
 てください」メールを送るし、相互紹介のためだけに読むこともしたくな
 いので、「これは!」と思ったメルマガはしばらく読んでから紹介依頼メ
 ールを送るようにしています。唯一、それが私のささやかなこだわりです。

 ▼ 依頼文にも表れる人となり
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 メルマガを発行する目的は人それぞれだと思いますが、私は、人とのかか
 わりを広げていくきっかけツールというのが目的の一つ。ですから、相互
 紹介も自分なりの基準を設けています。

 メルマガの文面もそうですが、依頼文一つにもその人となりは表れます。
 文面を見て仲良くなれそうかどうかが、私が相互依頼文を交わすときの基
 準です。

 今週は、メルマガの相互紹介について感じていることを、徒然なるままに
 綴っていきます。

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 お す す め メ ル マ ガ
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 私が好きで読んでいるメールマガジン、おすすめしたいメールマガジンを
 ここで順次紹介していきます。
 

 頼まれたわけでもないのに、勝手に紹介するわがままを
 お許しください。

 よせばいいのに完全日刊。
 ぺんぺんどころじゃなく、バシバシ~ッと
 毎朝9時に、文字で平手打ち。
 いやでもはっと目覚めるメールマガジンの創刊です。

 自分で「私って繊細だから~」とか「おれってさびしがりやだから~」
 という人を私は信用しません。自分を見る目が曇ってると思うから。

 カッコつけずにクリアな瞳で人生見つめ
 すがすがしく生きたいあなたにおすすめ!
 朝っぱらから気合入れたくて、私も申込みました。
 ————————————————–

 【 汗と涙と埃まみれの教科書 】

 あべまゆみが語る経営哲学やマーケティングや人付き合いのノウハウって、
 別に発明したわけじゃないんです。ただ気づいてきただけ。そんな汗と涙
 と埃まみれの教科書を1ページずつ開いてください。あなたの瞳を曇らせ
 ている、厚く重なったウロコを剥がすようにね。 
        
 お申込は、こちら⇒ http://www.mag2.com/m/0000164905.html

 —————————————————
                で、こういうメルマガです。
                http://blog.mag2.com/m/log/0000164905
                おぅ、ズバリ言われようじゃないのさ。

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今週は、読者のかたから寄せられた質問にお答えします。

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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 読者からの質問(4)>
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<読者からのお便り>———————————–

メーラー内のメール整理法、どうされていますか?

私はOutlook Expressを使用していますが、ツール機能でフォルダに振り
分け受信するようにメールルールを設定しています。この方法、意外と皆
さん知らないようで…(って、うちの営業だけか??)

特に仕事でメールのやり取りが多い人って、受信フォルダで全てのメー
ルを受信していたらあとで迷子メールが出ると思うのです。

以前、会社の個人アドレス以外にWeb代表アドレスも持っていたときは、
メールをさばくの大変でした。
(女性読者:M.Yさん より)

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今回は質問と言うより、メールの小ワザ的内容です。

この振り分け機能、知っている人は知っているけど、知らない人は今もメ
ールの整理に困っておられるのではないでしょうか。

Outlook Expressの場合の設定の仕方は、こちらを参考にしてください。
http://tinyurl.com/9q5xk

振り分け用のフォルダを作る際、フォルダ名もひと工夫してみましょう。

上位に表示されるフォルダ名の順番は、
英数字 → 五十音順のカタカナ・ひらがな → 漢字 です。
さらにフォルダ名を【 】でくくると英数字より上位に設定できます。

私は仕事関係の客先からのメールを上位に表示させるために、社名や担当
者名の前に「W」を入れてフォルダ名を設定しています(WはWorkingの略)。
「W・○○社」「W・△△さん」という具合です。こうすると、仕事関係の
フォルダを「下書き」フォルダの下に並べることができます。

振り分け用のフォルダ内にさらにフォルダを設定することもできます。

たとえば、メルマガ用のフォルダを一つ作り、カテゴリ別に「ビジネス」
「育児」というふうにさらにフォルダを分けておくことが可能。

この場合、フォルダの左にある「+」のマークを「-」にしておかないと
細分化したフォルダに送られたメールを見ることができないので、つい見
落としがちです。

実は私がそうしているのですが、細分化しすぎると未開封のまま気づかな
いこともあるので、もっぱら受信したメールの整理に活用しています。

メールフォルダの活用については以前にも触れていますので、こちらをご
覧ください(VOL.57 2005年3月31日 配信分)。

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