今週は、社内・社外、公私によるメールの使い分けについてです。

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メ ー ル 作 法                            < 目的別メール作法(2)
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                                                                                            社内メール

▼ 基本は「です・ます」で簡潔に!
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ビジネスメールは社内向け、社外向け、この二つに大別されます。社内向
けか、社外向けかで言い回しなども異なってきますね。

まず、社内向けの場合。

社内であれば、部署やプロジェクトごとに情報を共有していることも多い
ので、メールの内容も伝達すべき用件に絞り込まれます。儀礼的な挨拶な
どは不要。用件によっては、箇条書きで済んでしまうこともあるでしょう。

メールを送る相手は見知った人がほとんどなので、基本の言葉づかいは
「です・ます」の敬体。社内メールでも敬語は必須ですが、あまり丁寧す
ぎるのも却って慇懃無礼にとられます。

「いたします」「申しあげます」「ございます」などの最敬体を使う必要
はありませんが、相手との上下関係なども考え、失礼にならない言葉づか
いを。敬語は習うより慣れろ、です。社内ならまだ注意してもらえます。

▼ 「CC」にも主・従がある
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社内の複数の人に同報する場合、活用されるのが「CC(カーボンコピー)」。

「宛先(TO)」に同報するメンバーのアドレスをすべて入れて送信するこ
ともできますが、「CC」を使うことのほうが多いでしょう。

ココでの留意点は、メインとなる相手のアドレスを「宛先(TO)」に、目
を通しておいてもらいたい相手のアドレスを「CC」に入れること。

私は複数の人とチームで仕事する時は、メール本文も最初の宛名をメイン
の人物名とし、「○○さん、△△さんへも同報です」と書き添えるように
しています。

「CC」で来たメールへの返信も注意が必要。

「CC」で情報を共有しているメンバー全員に返信する場合は「全員へ返信」
を、送り主のみに返信する場合は「返信」のアイコンをクリック。見落と
しがちなので、メールを受信の際は「CC」の有無の確認もお忘れなく。

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