今週は、メールの書き出しについて考察します。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < メールの書き出し(2)
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                社内編 目上の人へのメール

▼ 目上の人には「名前+役職名」
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誰宛のメールに限らず、冒頭に相手の名前を書くようにすると、万が一、
誤って他の人にメール送信した場合も間違いに気づきやすいです。

社内メールで目上の人に送るメールは「名前+役職名」が一般的。社内の
場合、様や殿の敬称は省いても差し支えありません(役職名が敬称に当た
るため)。

各部署の同じ役職の相手に一斉送信するような場合は、「各部課長殿」と
「殿」をつけるのが通例になっていますが、本来「殿」は不要。

ビジネス文書で発信者と区別するために付けていた「殿」が慣習化したも
のと思われます。ちなみに、「報道関係各位」の「各位」のあとには「殿」
は不要です。

▼ さっと本題へ
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社内の上司や目上の人に送るメールでは、挨拶代わりのひと言として「お
疲れさまです」(これまで繰り返し書いていますが、目下の者から目上の
人へは「ご苦労さまです」は使いません)を添えると感じがいいものです。

長たらしい挨拶や前置きは抜きで、さっと本題に入るのが好ましいですね。
伝えるべきポイントを簡潔にまとめて「報・連・相」を。

例)
山本部長

お疲れさまです。総務の神垣です。
明日の打ち合わせの件ですが…

木田課長

営業部の神垣です。
○○○プロジェクトの進捗を報告いたします。

余談ですが…
書き出し同様、署名も社内外で使い分けているかたも多いことでしょう。
社内メール用の署名の基本項目としては、部署名、氏名、メールアドレス
といったところでしょうか。内線番号、携帯番号は必要に応じて付加するとよいでしょう。

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