今週は、適切な言い回しについて考えます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 不快にさせない言葉遣い(4)
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お詫びの時の「が」

「申し訳ありませんが、納品が遅れます」
「すみませんが、参加できません」

相手に詫びる時に使う「申し訳ありません」や「すみません」。単独で使
うときと上記の例文のように「が」という接続助詞でつないだ場合とでは、
読む側が受ける印象が変わってきます。

▼ お詫びの言葉はつなげない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「が」でつなげてしまうと、心から詫びるというよりも、形式的でその場
しのぎに映るのです。

たかが一字のことですが、「が」でつながず、まずお詫びの言葉を述べ、
理由を添える方が真意は伝わります。例えば…

「申し訳ありません。○○のトラブルのため納品が遅れます」
「納品が遅れて申し訳ありません。本日夕方にはお手元に届くよう
手配いたします」

「すみません。残念ですが、その日は別の予定があり参加できません」
「参加できずにすみません。次回は参加したいので、またお声をかけて
くださいね」

「~が」は文中に繰り返しでてくると読みづらいものです。「~ので」
「~ため」などの接続助詞も多用を避け、一文に一回使用する程度に留
めましょう。

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