今週は、適切な言い回しについて考えます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 不快にさせない言葉遣い(5)
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さわやかに断る

自分では請け負いかねる仕事を断る時、あなたはどのように断りますか?

「無理です」「いやです」「できません」

気持ちはそうでも、それをそのまま言葉に出してしまっては、相手を不快
にするだけ。率直であることとは大切ですが、相手への配慮を欠いた対応
は人間関係をこじれさせ、仕事をやりにくくします。

▼ 断る時も「次」を意識する
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断る時は、直截的な言い方を和らげる言葉を探しましょう。

例えば「無理です」の代わりに「難しいです」と言い換えるだけでも、受
け止め方が和らぎます。

「今日中に提出の書類作成がありますので、すぐの対応は難しいですが、
明日の11時までお待ちいただければ対応可能です」
といった具合。

断りっぱなしにせず、代替案を提案しフォローする姿勢を示すことができ
れば、相手も納得し「次も頼もう」という気持ちになります。

「いやです」という感情的な対応もいただけません。「できません」の場
合と同様、対応できない理由を述べ、拒絶よりも相手の理解を求める言い
方を考えましょう。

「あいにく○○のため、対応しかねます」
「申し訳ありません。現在、○の案件を抱え、対応が難しい状況です」

断る時もさわやかに。
一度や二度断っても、また次に声をかけてもらえるよう、次の場面を想定
した気持ちの良い対応を心がけたいですね。

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