今週は海外在住者にメール作法を取材しました。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    <英国暮らしのメール作法(3)
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 日本語でメールを書くことが七割がたという荒巻さんですが、日常では圧
 倒的に英語を使う頻度が高いわけで、英文メールを書くにあたり苦労はな
 かったのでしょうか。

 「既に日本語でメールのルールを知っていたこと、英語で一万語に及ぶ卒
  業論文を書いていたことが強みになり、私の場合、どうやって英文メー
  ルを書こう? と困ったとはないと思います。何を書こう? というの
  は、どの言語でもありますが」と荒巻さん。

 英文メールを書き慣れる方法を尋ねると「とにかく書くこと。失敗しても
 書くこと」と答えが返ってきました。「仕事で書かざるを得なかったとい
 うのがいい訓練だった」とも

 イギリスでは外国人だからといって甘えさせてもらえない分、英語に関し
 ては技術をカバーするツール、例えばスペルチェックなどが充実していて、
 あまり気負わずに書けるのだそう。

 自分の英文が心配なら、そうした使える機能を存分に使って書くと、失敗
 しても「やるだけやった」と笑えるようになる、と荒巻さん。

 「英文メール書くうえで一番参考になるのは、受け取ったメールですね。
  イギリス人の同僚や友人のメールを見て研究しました。不思議なもので、
  日本語で意味不明なメールを書く人は英語でもやっぱり意味不明。もっ
  というと、話が長くなる人はメールも冗長だったりします。文は人なり
  と言いますが、文の集合体であるメールはその人を物語るようです」

 まさしく同感。日本語のメールの文章上達にも参考になる意見ですね。

1月の宝船文は今にも七福神やお宝が
ザックザクとこちらにやってきそうで
幸福な1年を送れそうです。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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 2007《 美 し い 文 様 》カレンダーの感想です。

 「1月の“宝船文(たからぶねもん)”は
  今にも七福神やお宝がザックザクとこちらにやってきそうで
  幸福な1年を送れそうです」(広島市・M様)

 一月の文字は勢いがあって船みたい。私も好きです。
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書家・ヤマモトテルミによる筆文字カレンダー2007
《 美 し い 文 様 》
        https://www.kamigaki.jp/07calendar.html
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