今週は、誤解されやすい数字の書き方についてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法          < 注意したい数字表記(4)
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                             月日の表記

先月、今月、昨日、今日、明日。
月日を表すときにメールでもよく使う表記です。

ですが、月の変わり目や日にちの変わり目に使うと間違いや混乱を招く可
能性もあります。

たとえば、今日3月1日の午前0時前後にメールを送った場合、「今月」と
表記していると2月を指すのか3月を指すのか、受け取る側が混乱すること
があります。

「今月の予定を変更して来月に…」と書くより
「3月の予定を変更して4月に…」とするほうが正確に相手に伝わります。

「今日」も同じで、「今日はお疲れ様でした」とメールを送信する場合に、
深夜のメールでは日付が変わって「今日」が「昨日」になっていても、メ
ールを送信する側は「今日」という感覚のまま送ってしまいがちです。

「今日はお疲れ様でした(でも、日付のうえではもう昨日ですね)」
なんて付け足して書くことが私もあります。

注意してよく読めば間違うこともありませんが、急いでいたり、一日に多
くのメールを処理しなければならない場合は、読み違いや読み飛ばしてし
まうことがあります。

月日や日時を表記するときは、何月何日の何曜日、時間は何時と意識して
具体的に表記しておくと、間違いがありません。

打ち合わせや訪問の時間を決めるとき、相手から
「明日の1時半はいかがでしょう」
というメールが送られてきた場合も、返信には
「承りました。では、明日3月2日(金)13:30 に伺います」
と改めて正確な日時を表記して返信するようにしています。

自分や相手への確認になりますし、メールに記録として残しておく役割も
あるからです。

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