今週は、省いてよい表現、悪い表現についての考察です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法   < 言葉の省略(4)
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相手によって使い分け

自分でもメールの文章を書いていて感じるのですが、相手によって文章を
だんだんと略していく傾向があるようです。

まだ、やりとりを始めて間もない相手には

ご確認をお願いいたします。
ご返信いただき、ありがとうございます。

と書きますが、頻繁にやり取りしている相手には

ご確認、お願いします。
ご返信、ありがとうございます。

というように助詞や敬語を省いて「、」で片付けてしまうことが多いです。

携帯メールを送るよりずっとパソコンの方が文字の入力はしやすいはずな
のに、メールの送受信が多いほど、文章までも手短に書いてしまおうとい
う気持ちが働くようです。

相手に対し失礼がなく意味が通じれば、この程度の省略は許容範囲と思っ
ていますが、入力の手間を省くひとつの方法としては、上記のような定番
フレーズは辞書登録しておくのも一つの方法でしょう。

ただ、やり取りも頻繁で懇意にしている相手に、いつも丁寧で改まった表
現を使うと、却って他人行儀と思われることもあるので、このあたりの使
い分けが難しいところです。

私は、仕事の用件はきちっとした言葉を用い、追伸では砕けた表現で私信
のような内容を短く添えるようにしています。

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