今週は、対応に困るメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 困るメール(4)
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                         期限のないメール

 「できるだけ早く」「急ぎでお願い」「手のあいてるときに」
 という依頼のメール、結構、困ります。

 ちょうどぽっかり時間があいていて、急な依頼に対応できる
 体制がとれればいいですが、そういうときに限って、
 仕事が立て込んでいるということだってあります。

 依頼する側は「無理なお願い」という意識があるほど、
 期日を明言するのをためらい、ぼやかして言ってしまうことも…。

 ですが
 「明日の9時30分までに」「来週の22日中に」と期日の指定があれば、
 依頼を受ける側は目処がつけやすく、対処の仕方も明確になります。

 けれど、それ以上に困るのが、急ぎの依頼があり、万障繰り合わせて
 必死で対応した後、音沙汰がなくなるパターン。

 「おかげさまで納期に間に合いました」
 「現在、先方で検討中ですので、結果が分かり次第ご連絡します」
 「残念ながら、今回の企画は通りませんでした。つきましては・・・」

 と、対処した事柄に対する結果や途中経過の報告は必要でしょう。
 メールは記録として残り、気づいたときにすぐ伝達できるため、
 このようなときにこそ役立つツールなのですから。

 急な依頼、無理なお願いが通るか通らないかは、
 こうしたこまめな対応力が依頼する側にあるか否かによる
 のではないでしょうか。

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