今週は、同じ読みで意味が違う言葉についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 言葉の違い(4)>
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「絶対」と「絶体」
今週は、間違いやすい同音異義語の意味や用法の違いを
今一度確認していきたいと思います。
▼「節制」と「摂生」
節制は「慎むこと、控えること」。
例)節制の効果 喫煙を節制するように勧められた。
摂生は「養生すること」。
例)不摂生 十分摂生することが大事です。
欲望を慎むことを「節制」、健康に注意することが「摂生」です。
意味の違いを理解しておかないと、混同しやすい言葉です。
▼「絶対」と「絶体」
絶対は「他に比較するものや対立するものがないこと」。
例)絶対多数 絶対量 絶対数が違う。
絶体は、追いつめられて進退きわまることを意味する
「絶体絶命」と書くときに使用。
「絶対」と「絶体」を混同して
「絶対絶命」と書くのは間違いなので、注意しましょう。
「絶対」という言葉は、相対するものがない状態、
付け入るすきがないことを表す言葉でもあるため
人間関係を円滑にするうえで
むやみやたらに使うのは控えたい言葉でもあります。
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【しごび】 か ら お 知 ら せ
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