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今週は、漢字の読みについて確認です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 読みの確認(2)>
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「悦に入る」

今週は、間違いやすい漢字の読みについて取り上げています。

「悦に入る」

事がうまく運び、満足して喜ぶことを意味しますが、
その読みは?

「えつにいる」です。
「入る」を「はいる」と読まないように気をつけましょう。

同様に「入る」を「いる」と読む語としては
「恐れ入る」
「気に入る」
「恥じ入る」
「堂に入る」
があります。

ちなみに「堂に入る」は
論語の「堂に升(のぼ)りて室(しつ)に入らず」からきた言葉です。

「堂」は中国の建物で客に応接する表座敷、
「室」はその奥の間を意味します。

「堂に升りて室に入らず」とは、文字どおり
表座敷には達したが、奥の間には到達できていない状態を指し
学問や技芸がかなりの段階に達していても
まだ深奥には達していないことのたとえです。

ですから「堂に入る」とは
奥の間に達した状態を意味し
「技術的に熟練していて、身についた」様のことです。

「入り」の反対は「明け」です。

「梅雨入り」に対し「梅雨明け」
「土用の入り」に対し「土用の明け」
と使います。

「まぐまぐ!ニュース」でこの記事が取り上げられました。

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