今週は、メールで説明する時の留意点についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メールで説明(3)
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                           相手に合わせる

 メールで何か説明を要する時、注意したいポイントについて
 今週は取り上げています。

 基本中の基本ではありますが
 「だれにでもわかるように書く」ことも
 忘れてはならないポイント。

 ただ、これは自分では意外と気づかないこともあります。

 例えば…
 印刷関係の仕事をしていると、当然のように使っている
 「表1」「表4」。

 「ひょういち」「ひょうよん」と読み
 冊子形態の印刷物の「表紙」「裏表紙」を指します。

 日頃からよく使う言葉なので、何の気なしにメールに書いて送ったら
 客先の新人担当者に「表1ってなんのことですか?」と
 尋ねられたことがあります。

 別のケースでは
 外国人相手の不動産業務をしている企業の担当者と
 メールのやりとりをしていた時

 カタカナの横文字が多用されていて
 「多分こういう意味かな?」と思いつつ、
 自信がないので辞書を引きながら、メールを読んだ覚えがあります。

 ▼ “通じる”言葉で書く意識
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 このように
 同じ業種や業界、日ごろから付き合いのある相手には
 通用する言葉も、他社、他業種になると通用しないケースは
 少なからずあります。

 メールで説明する際は、
 「この分野は相手は初心者」という意識を持って
 “通じる”言葉で文章を書く配慮も必要です。

 ただ、最近は
 社会人として一般常識と思う言葉が通じないケースも…。

 「自分が知らない」=「一般の人も知らない」として
 書き直しを言い渡されたとき
 「それは、あなたの語彙力が足りないからでは?」と
 納得できなかったことがあります。

 普通に読書をしていたり、自分で意味を調べる習慣があれば
 わかる範囲のことなのに…と残念に思いました。

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