今週は、気をつけたい表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < メールの失言
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「若返りましたね」

メールに限ったことではありませんが、本音ではそう思っていても
言ってはならないこと、書いてはならないことがあります。

相手の面子にかかわること、相手のプライドを傷つけることなど
自分が言われて嫌なことは相手も同じように感じるはず。

本音や正論は直球でぶつけてしまうと
相手ばかりではなく自分もけがをすることがあるだけに
取り扱いには注意が必要です。

効果や影響を考えたうえで敢えて言う本音や正論と
何も考えずに思ったことをそのまま言うのは違います。
だから、ものの言い方を学ばなければならないと思うのです。

今週は、私自身の失敗も含め、書いてはならない
メールの失言を取り上げていきたいと思います。

▼ 自分で言うのと人に言われるのでは感じ方が違う!?
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私が後で「しまった!」と思った失敗の一つに
久しぶりに見かけた目上のかたに
「なんだか以前より若返りましたね」
と言って(書いて)しまったことです。

お世辞でも何でもなく、
本当にそう思ったからこその発言なのですが
後で考えて、やはり失礼だったと反省しました
(相手のリアクションがすべてを物語っていたので…)。

自分で「10歳若返った気がします」というのは問題ないと思うのですが
人に「若返りましたね」「若返ったんじゃないですか」と言うのは
「実際は若くはない」と認めたうえで
「だけど、若く見えますね」と言っているのと
同じことに感じられるからです。

こういう場合は
「いつも若々しいですね」
とした方がよかったと思っています。

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