今週は、同じ読みで意味が違う言葉についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 言葉の違い >
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「意志」と「意思」
今週は、間違いやすい同音異義語の意味や用法の違いを
確認していきたいと思います。
▼「意志」と「意思」
「いしが強い」というときの「いし」はどちらの漢字を使うでしょう?
「意志」ですね。
ものごとを成し遂げようとする心のことを「意志」
「持っている考えや思い」を指すのが「意思」です。
「~したい」と思う気持ちを表す「意志」は心理学用語に多く見られ、
「意志が強い」「意志を貫く」「意志薄弱」のように使います。
一方、一般的に「考え」を表す「意思」は法律用語に多くみられる言葉で
「意思の疎通」「辞任の意思」「意思表示」のように使います。
▼「異義」と「異議」
異なった“意味”を指すのが「異義」
異なった“意見”を指すのが「異議」です。
「同音異義」は、同じ音で異なる意味の言葉のことで
「異議申し立て」は異なる意見を申し立てること。
もうひとつ、
「有意義」の「意義」は
ものごとの価値や重要性を意味する言葉です。
漢字一字の違いで意味が変わってくるので
文字を入力する際に気をつけましょう。