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今週は、同じ読みで意味が違う言葉についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 言葉の違い(5)
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「要件」と「用件」

今週は、間違いやすい同音異義語の意味や用法の違いを
とりあげてきました。

読者のかたが「気になる同音異義語」について
メールをくださったのでご紹介します。

<読者からのお便り>———————————————-

システム開発関連で、開発業者様との会話の中に「要件」という
用語がよく出てきますが、「用件」とどう違うのか調べてみました。

ようけん【要件】 必要な条件。欠くことのできない条件。
「必要な─を書き込む」

ようけん【用件】 伝えるべき事柄。なすべき事柄。用向き。
「─を話す」「─を済ます」

なるほどと納得しました。
(読者 M.Nさん)
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「メールのようけん」というときは
「用件」を使うことが多いですね。

M.Nさん、ありがとうございます。

このほかにも
「要」と「用」を使った同音異義語があるのでご紹介しておきましょう。

「要談」は、大切な話を意味します。(○○社の幹部と要談)
「用談」は、用向きの話のことです。(用談を済ませた)

「要務」は、大事な職務のこと。   (優先すべき要務)
「用務」は、なすべき仕事のことです。(会社の用務で)

いずれも「要」が付くほうが重要度が高くなると
覚えておくと、使い分けしやすいですね。

ちなみに、当メールマガジンにも参考事例があります。

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