今週は、相手に思い出してもらうために送るメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 忘れられない工夫(2)
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                        月に一度の情報発信

 一度コンタクトがあったからと
 安心してそのままにしておくと
 関係が薄れていくのは自明の理

 細くとも長く、相手との関係を保っていくためには
 月に一度程度は連絡をとることが必要と感じています。

 特に私のような自営業者の場合は
 こちらから客先にマメに働きかけていかないと
 多くの業者の中ですぐに忘れ去られてしまいます。

 訪問や電話するほどの特別な用事はない
 手紙を書くほどの改まった用件もない
 そういうときに活用できるのがメールです。

 月に1回、近況と活動報告を簡単にまとめ
 客先や関わりを維持したい相手に
 メールを送信します。

 セミナー講師を務めたことでもいいでしょうし
 その逆で、心に残った講演やセミナーの感想を
 簡潔にまとめてもいいでしょう。

 取材された記事が、いつ、どういう雑誌に掲載される
 というお知らせでもいいし
 そういう機会がなければ、読んだ本や雑誌の感想でもいい
 と思います。

 ポイントは、相手に名刺の肩書きだけではなく
 実際にどういう仕事をしている人間かを
 知ってもらうこと。

 わたしの場合、肩書きはライターですが
 よく尋ねられるのが「どういう分野の記事を書いているか?」。

 地元を中心とする中小企業の取材記事や
 社内報、PR誌の記事を担当していますが

 その具体的な内容を、公開できる範囲で
 情報発信することで
 これからわたしに仕事を依頼してほしい先にも
 わたしがどんなライターで、どういう動きをしているかが伝わります。

 「何をしている人かわからない」状態を
 「こういうことをしている人」と認識してもらうための
 近況&活動報告をメールで発信するのです。

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