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今週は、漢字表記とひらがな表記の違いと区別についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 漢字とひらがなの使い分け(5)>
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基準と応用

今週は、漢字とひらがなの使い分けについて述べてきました。

ポイントは、
漢字で表記するか、ひらがなで表記するか
どちらかに決めたら、同一文書内で表記を統一すること。

そのどちらかに決める際
基準になるものが一つあると
判断がしやすくなります。

そこで、私がお勧めしたいのが、この2冊です。

「記者ハンドブック」第11版

改訂新版「朝日新聞の用語の手引」

これまでも当メールマガジンで何度もご紹介していますが
辞書よりも手軽で、引きやすいので、私も長年愛用しています。
どちらか1冊、お好みのほうを手元に置いておくとよいと思います。

新聞表記の基準がまとめられているので
漢字にしようか、ひらがなにしようかと迷った時の助けになりますし

人に「なぜ?」と尋ねられた時も
上記のいずれかを基準にしていると伝えれば、説得しやすいです。

▼ 基準を踏まえ、応用してみる
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基準になるものを持ったら
あとは文章の性質や、伝えたい内容によっては
表記の基準を自分や会社単位でつくっていくとよいでしょう。

(余談ですが……出版社にもそれぞれ表記の統一基準が設けられており
それに添って原稿を校正していきます)

本メールマガジンでも
「読者のかた」のように、本来、漢字で「方」とするところを
「かた」と敢えてひらがな表記に統一しています。
文章によっては「ほう」と読まれる場合があるからです。

今回のテーマで記事を書くにあたっては
「ひらがな」を漢字表記にせず、ひらがなで統一しました。

なぜなら、「漢字表記」と対比するとき
「平仮名表記」と漢字書きするより、「ひらがな表記」とする方が
視覚的に伝わりやすいと思ったからです。

このように、文章を書くときの意図に合わせた表記に統一することも
場合によっては、必要と思います。

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