今週は、うっかりタイプミスしやすい言葉を取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 間違いやすい言葉(2)
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漢字の間違い

以前、当メルマガの記事内で
「同音異義」が「同音意義」になっていて
読者からの指摘で気がついたことがあります。

このように間違いに気づきにくいのが
四字熟語などの漢字で構成された言葉です。

「試行錯誤」が「思考錯誤」に
「誠心誠意」が「精神誠意」になっていたり…
ということがあります。

熟語でなくても
「会社更生法」が「会社更正法」に、
「健康保険」が「健康保健」に、
「私自身」が「私自信」になっていることも…。

メールの場合、文字間、行間とも詰まっているので
特に漢字の羅列は間違いに気づきにくい傾向にあります。

「漢字+ひらがな」の組み合わせも
うっかりできません。

「意外にも」が「以外にも」に、
「50周年を迎える」が「向かえる」に、
「自信がある」が「自身がある」になっていることがあります。

これらは、「○○以外」を「○○意外」にして
漢字使いを取り違えることもあるので、注意が必要。
パソコンの文字変換に頼っていると見過ごしがちです。

ある種の業界用語としては
「プリント基板」を「プリント基盤」にするような
間違いもあります

扱いによって、表記が異なるのが
「給湯器」と「給湯機」。

一般に
「給湯器」は、家庭用に取り付ける単体の器具
「給湯機」は、設置に工事を要する給湯の機械
という捉え方の違いがあるようです。

電気給湯のパンフレットを制作した経験がありますが
メーカーや電力会社によって、表記が異なり
厳密な使い分けの基準ははっきりしていないようです。

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