今週は、うっかりタイプミスしやすい言葉を取り上げます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < 間違いやすい言葉(5)
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                          言葉との関わり

パソコンで文字を入力する際
今まで書けなかった難しい漢字(薔薇とか醤油とか…)
が、即座に文章に反映されるようになった反面

読みを打ち込んでも、想定していたのとは違う漢字に変換されたり
ひらがなのまま変換されない
ということも起こるようになりました。

つまり、自分が思い込んでいた読みと
本来の読みが違っていたことに
入力してみて初めて気づくという現象です。

私は、つい最近まで
「ご指導ご鞭撻」の「ご鞭撻」を
「ごこうたつ」と思い込んでいたことに気づきました。

正しくは「ごべんたつ」と読みますが
私は40歳過ぎるまで「ごこうたつ」と思い込んでいて
気づいたときは、軽くショックでした。

このように、いくつになっても
間違い、勘違いはあるもので
だからこそ、もう一度調べてみる、もう一度確かめる
という作業が必要だと感じます。

音だけで覚えてしまうと
同音異義の言葉を取り違える可能性があります。
その都度、辞書を引いて意味を調べていかないと
記憶に定着していきません。

「手で書く」より「手で入力して」
文章作成することが多い今
昨日紹介したような文字の入れ違いにも
気づきにくくなっています。

本来の言葉の意味を知り、パソコンの文字変換に頼らず
言葉への関心・知識を持ち続けることが大切ではないでしょうか。

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