今週は、もたつきのない、すっきりした表現の仕方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 文章のぜい肉を取る >
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「~と思います」
今春入社した、複数の新人社員が書いた文章を
読む機会がありました。
新入社員研修の感想を書いた文章だったのですが
全員に共通しているのが
文末のほとんどが「~と思います」で
しめくくられていること。
「一層、努力していきたいと思います」
「学ぶことができたと思います」
「今後も生かしていきたいと思います」
実際に「そう思っている」から
「~と思います」と書いているに違いないのですが
400字余りの文章に、「~と思います」が何度も使われていると
読んでいても今一つ、ピリッとしません。
言い切れない、断言できない
自信のなさゆえの表現が
「~と思います」。
しかし、3つに2つくらいは
「一層、努力します」
「学びました」
「今後も生かしていきます」
と言い切る表現があると、意思が相手に伝わります。
同様に
「~と思われます」
「~かもしれません」
「~のはずです」
なども「曖昧」「逃げ腰」のイメージを与えます。
きりっと引き締まった文章を書く際には
使用を控えたい表現です。
今週は、このように
文章をもたつかせる余分な言い回しを
取りあげていきます。
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