今週は、上司や目上の相手への言葉遣いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 上司への言葉づかい(4)>
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間違いの指摘
思い違い、聞き違い、書き間違いなど、誰にも間違いはあります。
上司とて同じ。ですが、部下からはなかなか指摘しづらいものです。
「△△は間違っています」
「これは入力ミスですよね」
「前回の方法と違うんじゃないでしょうか?」
誤っている、間違えていることが事実でも、それを頭から「間違っています」
「違います」と決めつけてしまうと、指摘された相手もいい気持ちはしません
(これは相手が上司に限らず、同僚でも後輩でも同じだと思います)。
「誤りではないかと思うので、ご確認ください」と、あくまで相手に確認を
依頼する文面にすると、反感をかわずにすみます。そうした観点で、上記の
三つの文を書き変えてみましょう。
「△△は○○ではないでしょうか?
恐れ入りますが、ご確認をお願いいたします」
「入力に間違いがあるようです。
お手数ですが、入力方法を再度ご確認いただけますか?」
「前回はAの方法をとっていますが、今回はBで進めてよろしいですか?」
いずれも文は長くなりますが、「誤っているかどうかの確認」を相手に促し、
気付かせる文の運びにすることがポイントです。単に間違いを指摘するだけ
で終わりにせず、「Aではなく、Bではないですか?」のように、正解を示し
て確認すると、相手も間違いに気づきやすいです。
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