今週は、最近気になる言葉についてとりあげます。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法              < 気になる言葉(5)
◆─────────────────────────────────◆
                             「だぶる」

今週は、震災関連の気になる言葉をとりあげてきましたが、
最後は、私が最近まで知らなかった言葉の意味をご紹介します。

それは「だぶる」。

「だぶる」とは、重なるとか、重複するを意味する言葉。

ですが、語源は「ダブル(W)」を動詞化した語。
と共同通信社「記者ハンドブック」にはあります。
表記は「ダブる」。

私は「だぶつく(=金銭や品物がありあまる)」と同類の言葉と
思い込んでいたのですが
「だぶる」は限りなく俗語に近い言葉なのでした。

知りませんでした…。

<【しごび】読者のお便りから…>———————-

VOL.1471の配信で「被曝」と「被爆」をとりあげたとき

広島在住の読者のかたから、次のお便りをいただきました。

「広島・長崎の「被爆者」の中にも、厳密には被曝者と言われる人がいます」

とあり、原爆投下の数日後、広島市内の親せきを尋ね
爆心地間近を歩いたことで「被爆」ではなく「被曝」したことを
後に知った人の話を伝えてくださいました。

「その当時の いわゆる風評被害を恐れた祖父母のため、
彼は手帳を持っていませんが、
被爆 ではなく 被曝 した と自分でも言っております
(彼は放射線技師で専門知識があるので、その言葉を知っていた
というだけなのでしょうが…)」

この文にある「彼」とは、この読者のお父様。
そして、文中にある「手帳」とは、原爆手帳のことです。
最後に、お便りはこう結ばれています。

「原爆投下の一瞬だけではなく、残留放射能を大量に浴びながらも
たくましく復興を遂げた広島の人たちが、
原発事故で 謂れの無い風評被害に苦しむ福島の人たちに
もっと優しくなりたい と思う今日この頃です」

このお便りを読み、原爆投下のあった広島=被爆
と単純に結び付けようとしていた自分を恥ずかしく思いました。

でも、今、福島の人たちを思う気持ちは
この読者のかたと同じです。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細
◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

「お母さん、ありがとう」の気持ちを一句に込めて…

————————————————–
☆☆☆ 一汁一菜亭「母の日川柳」コンテスト ☆☆☆
————————————————–

お母さんへの想いを17文字で表現してみませんか?
昨年は、1000句以上の作品が集まりました

入賞者には、おいしい会津若松の味をプレゼン!

⇒大賞 1名には・・・
こだわりのお米やいろいろなお味噌が詰まった一汁一菜亭セットを!

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

記事全文を読む