今週は、梅雨空のようにうっとおしいメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < 疎まれるメール(3)
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                        後出しジャンケン

 疎まれるメール、その三」。
 「あとになって騒ぎだすメール」。

 トラブルや問題が起きてから、騒ぎ出す人がいます。

 それまでの打ち合わせや、確認の際には
 「問題ありません」「OKです」と返事をしておきながら、

 ちょっと問題が起きると、
 「嫌な予感がした」とか「恐れていたことが現実に…」とか
 急に騒ぎ始める人。

 いい歳の大人になっても
 「後出しジャンケン」が好きなおかたはいるものなんですね。

 不安材料や懸念事項があるのなら、事前に意見を出し、
 話し合っておくのが打ち合わせです。

 そのときには黙っておいて、
 自分が不安や問題視していたことが表出したからといって
 後になってあれこれいうのは、問題の解決には全くなりません。

 過去にさかのぼってあれこれあげつらう前に
 「今、どう対処するか」が問題のはず。

 私は、この手の「後出しジャンケン」派にはむかついて、
 反論してしまいがちなのですが、
 メールでそれをしてしまうと騒ぎを増幅するだけなので、
 スルーすることを覚えました。

 問題の解決になる意見や見解だけを注視し、とり合わない。

 メールの場合、感情的になると収拾がつかなくなり、
 無駄にエネルギーを費やすことになります。

 チームやグループでメールのやり取りをしているときも
 うしろ向きな発言や雑音見極め、
 必要な情報や意見だけを取り込むことにしています。

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 【しごび】 の お す す め
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