今週は、同じ言葉の表記の使い分けについてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法       < 漢字と仮名の使い分け(5)
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                           「是非・ぜひ」

今週は、同じ言葉でも意味や用途による、
漢字と仮名の表記の使い分けについて紹介してきました。

「是非」と「ぜひ」

これも、パソコンの文字変換では、漢字の「是非」をそのまま使って
しまいがちなのですが、漢字とひらがなでは意味が異なるので、
使い分けを心がけたい言葉です。

「是非」とは、文字通り「是と非」。正しいこととが「是」で、
正しくないことが「非」という意味です。

正しいか正しくないか、または、物事のよしあしを議論し、判断する
ような場合に使われる言葉です。
「是非を問う」「是非を論じる」「物事の是非をわきまえる」
という使い方をします。

一方、副詞として「どうしても」と、あることの実現や実行を強く希望
する気持ちを表す時には、ひらがなの「ぜひ」を使います。
「ぜひ、ご検討ください」「ぜひ、やり遂げたいと考えています」
といった使い方です。

このように
漢字とひらがなで表記を使い分けることにより、漢字に込められている
意味が引き立ちます。

ひらがな表記は連語や副詞として、補足的に使われることが多いので、
メールを書く時にも使い分けを気に留めておくと、
読みやすいメール文に仕上がります。

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【しごび】 の お す す め
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