今週は、メールによる情報漏えいについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 漏れてませんか?(5)
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怪しいメールの見分け方

今週は、メールによる情報漏えいの防止策について取りあげてきました。

メールによって、特定の組織や個人を狙う悪意のある攻撃手法を
「標的型攻撃」といいます。

典型的な例としては、
メール受信者の仕事に関係しそうな偽の話題を巧妙に仕込んだ
本文や件名で騙し、添付ファイルのクリックを促すというもの。

※標的型攻撃の一例 http://bit.ly/Hpobk3

このような偽の添付ファイルを開いてしまうと、
ウイルスに感染したり、パソコンが乗っ取られたりして、
パソコン内の情報が漏えいする危険性があります。

こうした不審なメールの見分け方をご紹介しておきましょう。

・日ごろ、やりとりのない企業からのメール
・日ごろ、やりとりのない組織幹部からのメール
・件名、本文、添付ファイル名の日本語がつたない、
漢字の選び方が間違っているメール
・本文中に部署や電話番号を記した署名(シグネチャ)がないメール
・件名に「緊急」など、ことさら添付ファイルの開封を促す言葉がある
メール
・日ごろ、やりとりすることのない種類のファイルが添付されているメール

添付ファイルがないから安全とは限りません。

HTML形式を利用したメールや、正規WebサイトのURLに見せかけ、
不正なサイトに誘導するURLリンクを付けたメールで、
フィッシング行為を行う標的型攻撃もあるので注意しましょう。

※フィッシング行為=偽のWebサイトにアクセスさせ、
不正に個人情報等を入手する行為

怪しい、いつもと違うと感じたメールは、開かない
不審がられる件名のメールは送らないよう
受信する側・送信する側、共に気をつける必要があります。

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今週は、メールによる情報漏えいについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 漏れてませんか?(4)
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                    普段から気をつけておくこと

 今週は、メールによる情報漏えいの防止策についてです。

 昨日は、メール送信時の注意を挙げました。

 仕事でパソコンを常に使用する以上、
 安全にメールを利用するために普段から心がけておきたいことを
 次に挙げます。

 ・OSやアプリケーションの脆弱性に対するセキュリティ更新を確認し、
  必要なら適用する

 ・ウイルス対策ソフトによるウイルスの常駐監視を行う

 ・出所不明のメールや怪しげなメールは開かない

 当然のことといえば当然のことですが
 特に最後の不審なメールについては、
 「プレビュー機能」を使わないようにすることもひとつ。

 受信したメールの安全性が保障されていない状態で
 プレビューすることはセキュリティ上、好ましくないからです。

 ※Outlook Express の場合
  表示→レイアウト→ウィンドウのレイアウトのプロパティで
  「プレビューウィンドウ」を表示する」のチェックを外す

 また、HTML形式のメールは本文中に仕掛けをしやすく、
 メールを開いた際に受信者が意図しない不正な処理が実行されることも。

 そうした危険を回避するためにも、
 メールはテキスト形式でやりとりすることを心がけましょう。

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今週は、メールによる情報漏えいについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 漏れてませんか?(3)
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送信前の再確認

今週は、メールによる情報漏えいの防止策についてです。

情報漏えいにつながる
誤送信や同報送信時のミス(アドレスの公開)
を防ぐには、どうすればよいのでしょうか。

メール送信前に、きちんと確認する。
これに尽きると思います。

メールを書き終えたら、「送信」ボタンを押す前に
下記の3点を再度確認する習慣をつけましょう。

・「宛先」は間違っていないか
・内容に問題がないか読み返す
・必要なファイルを添付しているか

▼ 再確認できる設定にしなおす
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
メールを送信する前に再度確認できるように
メールソフトの設定を変えてしまうのも一つの方法です。

Outlook Express の場合は、初期設定を変え
送信ボタンを押しても、即時送信されず
メールが一旦「送信トレイ」に格納されるように
設定することができます

(「ツール」→「オプション」→
送信タブの「メッセージを直ちに送信する」のチェックをはずす
→OKボタン)

Thunderbird の場合は
「Check and Send」「Confirm-Address」など、
送信前に宛先や内容確認ができるアドオンを利用できます。

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今週は、メールによる情報漏えいについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 漏れてませんか?(2)
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アドレス流出はCCから

今週は、メールによる情報漏えいの防止策についてです。

複数の相手に一斉送信する際に便利な
「CC」や「BCC」機能。

しかし、メール受信者全員に他の人のメールアドレスが知れてしまう
「CC(カーボンコピー、Carbon Copy)」
は取り扱いに注意が必要なのは、すでにご存じですよね。

特に、社外の複数の相手に「CC」でメールを一斉送信すると
未知の相手に自分のアドレスを知られたくない人は困惑します。

基本は、「BCC(ブラインドカーボンコピー、Blind Carbon Copy)にして
メール受信者に他の受信者のアドレスが公開されないように
配慮するのが基本。

▼ 情報公開は「段階」を踏んで
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
送信者にとっては「うっかりミス」程度のことでも
メールアドレスも貴重な情報ですから
場合によっては「メールアドレスの流出」という事態を招きかねません。

私的なメールでも
自分はメンバー全員を知っているからと
安易に「CC」で一斉送信するのではなく
メンバー全員が対面するまでは「BCC」で送信し

リアルに対面する機会を経てから
同じメンバーへ一斉送信するときは「CC」にする
と、「段階」を踏んで情報公開していく配慮が必要ではないでしょうか

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今週は、メールによる情報漏えいについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 漏れてませんか?
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ありえないことが起こる可能性

何気なくメールに書いた情報が
実は外部に知られてはまずい内容だった…

そんな経験はありませんか?

ないに越したことはありませんが
自分でも気づかないまま、社内の情報を外部に漏らしていることも
あり得ます。

例えば、メールの誤送信。

社内の特定部署に社内情報を送信したつもりが
なぜか社外の同名の人物宛になっていた…。

あり得ないと思う基本的なミスが
情報漏えいに繋がるケースがあり、決して他人事ではありません。

自分は大丈夫と思っていても
あなたの部下は大丈夫でしょうか?

考えられない送信ミスを部下が引き起こすというケースも
決して少なくありません。

自分だけが注意するのではなく
社内でルール決めや、周知を徹底することも重要です。

今週は、こうした
メールによる情報漏えいの防止策について取り上げます。

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今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 読者からの質問(4)
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名前と署名

<読者からの質問>————————————————

前からちょっと気になってたのが、
署名と名前の重複のこと。

署名に名前を入れているのを使ってます。
本文終了後、名前を記載。

その後に、登録した署名の名前、
重複がどうも気になります。

そして送られてくるのもいろいろ!
神垣さんはどっち?
(読者 キュウトさん)
——————————————————————

確かに気になりますよね。

署名を自動挿入で設定していると
自動的にメールの最後に署名が入るわけでして…。

私の場合は、
返信する際、相手のメール文も含めており
その最後に署名が入る設定にしています。

つまり、
「自分の返信→相手のメール文の引用→署名」
という順番です。

相手のメールの引用の後、自分の署名が入る格好になり
自分のメール文と署名の間が、かなり空きます。

ですから、
自分のメール文の終わりに
「神垣」とか「神垣あゆみ」
と入れるようにしています。

「自分の返信→名前→相手のメール文の引用→署名」
という格好です。

ただ、返信の際、
署名の連絡先を相手に見てほしいときは

「自の返信→署名→相手のメール文の引用」

という順番にするので
自分のメール文の後に名前は入れません。
署名と重複するからです。

このように、返信の様式に合わせて
名前を入れるか、入れないかを判断しています。
ご参考まで。

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