今週は、似たような言葉の意味の違いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < 意味の違い(4)
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「慣れる」と「馴れる」

今週は、似た言葉の使い分けについて取り上げています。

「慣れる」と「馴れる」は
どう違うのでしょう?

「慣れる」は、習慣になる、習熟する、なじむといった意味。
何度も経験して受け入れられるようになったり、
うまくできるようになったりすることを指します。

例)新しいソフトに慣れる
場慣れする
慣れない仕事

「馴れる」は、なつくことを意味します。
例)飼い主によく馴れた犬
まだ人に馴れてない子ネコ

何度も接触するうちに心身ともになじんでくることが「慣れる」で、
人との接触を通じてなつく様が「馴れる」です。

ほかにも「狎れる」「熟れる」と書く言葉があります。

「狎れる」は、親しくなりすぎて礼を欠くこと。  例)狎れていい気になる
「熟れる」は、熟成したり、老朽化したりすること。例)ぬかみそが熟れる

どちらも新聞表記では、平仮名書きの「なれる」で統一されています。

「なれなれしい」も新聞表記では平仮名ですが
漢字にすると「馴」の字を使います。
しかし、意味としては「狎」に近いです。

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