今週は、読者の方からいただいた質問にお答えします
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(5)
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「かしこまりました」

6月3日に配信した VOL.2191で
「かしこまりました」は
目上の人の言葉を謹んで承る、という意味なので
「承知しました」「承りました」よりも
さらにかしこまった表現です。
客先に対して使うことが多いです。

と書いたことについて、次の質問がありました。

<読者からの質問>————————————————

以前何かで
‘依頼された事を行うのに、かしこまる必要は無い。
「承りました」とすべき’
と読んだことがあります。

日常「かしこまりました」はよく使われていますが、
私は違和感を感じて、あえて「承りました」を使用していました。
やはり、「かしこまりました」とすべきですか。
(読者 S.Sさん)

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「謹んで承る」というのが「かしこまりました」の意味です。

通常は
「承りました」「承知しました」
を返答するところを、いつも以上にきちんとした対応を要する場合に
使うのが
「かしこまりました」
という言い回しです。

例えば、上司に対して
普段から仕事の対応をしている課長、部長へは
「承りました」「承知しました」
と応答するのに対し

普段あまり接することがない社長から依頼や指示があった場合は
「かしこまりました」
を使う、という感じでしょうか。

通常の仕事のやりとりでは
「承りました」「承知しました」
を使うのが一般的で

口頭で使うことはあっても、特にメールでは
「かしこまりました」
を使う場面は少ないと感じています。

丁寧さの度合いでは、下記のように
右になるほど、より丁寧な言葉遣いというイメージです。

分かりました < 承りました・承知しました < かしこまりました

 
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