今週は、同じ意味の表現を重ねて使っている事例を紹介します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法              < うっかり重複(4)
◆─────────────────────────────────◆
                             「等など」

さらっと書いてはみたものの
読み返してみると、同じ意味の表現を
重ねて使っていることがあります。

今週は、こうした
うっかり重複して使っている表現を
取り上げています。

「電気機器、温感センサー、サーモ等などへの影響がない」

この文例では
「等」と「など」を一緒に使ってしまっています。

「等」は、「とう」と呼び
「など」と区別して使うケースもあるようですが
意味としては同じ
(ただし、新聞表記では「など」の平仮名表記に統一)。

いずれも
同種のものを並べて、その他にもまだあることを表す言葉です。

「等」も「など」も
頻繁に使う言葉なので、ついこのように重ねて使ってしまう
のかもしれません。

上記の文例は

「電気機器、温感センサー、サーモへの影響がない」

「電気機器、温感センサー、サーモなどへの影響がない」

とします。

「等」や「など」に代わる言葉としては
「その他」「ほか多数」があります。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

『さらりと返せる、大人のメール表現334』 

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

メルマガ詳細

記事全文を読む