今週は、メールの書き始めの一文についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 最初のひと言(2)
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                         やり取りが続くとき

今週は、「お世話になっております」以外の
最初の一文の書き方についてです。

同じ相手と、続けてメールのやり取りをする場合
毎回、メールの書き始めを
「お世話になっております」
「お世話になります」
にする方がいいのか? という質問がありました。

全文引用のやりとりだと
読み返したとき
同じ相手とのやり取りなのに
「お世話になっております」が続いて気になる。
ほかの表現はないものだろうか、と。

このような場合、わたしは
「お世話になっております。神垣です」と
一度書き出しに使ったら

次に同じ相手と続いてやり取りするときは
ご返信いただき、ありがとうございます
を使うことが多いです。

「ご返信」の代わりに
「ご連絡」「ご確認」「ご検討」「お知らせ」
を使うこともあります。

相手が心配したり、気にかけてくれている場合は
「お気遣い」「お心遣い」
にすることもあります。

さらに、相手とのやり取りが続く場合は
「○○の件ですが・・・」
「承知しました。これで進めます」
のように、あいさつ文なしで本題に入ります

特に仕事関係のメールのやり取りは
最初に定型のあいさつを交わしたら
それ以降メールが続くとき、は本題から入ってよいと考えます。

相手に対する礼儀は大切ですが
連続するやり取りで、その一文が
明らかに「型」となって、意味をなさない場合は
省いてよいのではないでしょうか。

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