今週は、読者の方からいただいた質問にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法               < 読者からの質問
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                       「しれません」の表記

<読者からの質問>————————————————

「もし、そのとき謝罪していたなら
今まで覚えていなかったかもしれません」

という一文の「・・・しれません」
を漢字で「知れません」と書くべきか
迷ってしまいます。

漢字化できる日本語はそうすべきでしょうか?
(読者 E.Sさん)
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辞書では「かも知れない」と漢字表記にしていますが
新聞表記では「かもしれない」とひらがな表記で統一されています。

共同通信社「記者ハンドブック」では
これは、分からない、という意味の動詞「知れない」と区別して
可能性はあるが断定はできないことを意味する「~かもしれない」は
ひらがな表記としています。

例)
知れない、計り知れない … 「知れない」と漢字表記

雨が降るかもしれない、まだ残っているかもしれません
… 「かもしれない」とひらがな表記

新聞の統一表記に従えば
「~かもしれません」はひらがな表記ですが
メール文や手紙に書く場合
漢字でも、ひらがなでもよいと考えます。

ただ、メールの場合は
意識的にひらがな表記を使う方が
見た目には読みやすくなります。

※参考
記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集

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