今週は、正確に相手に伝わる表現法についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法          < はっきり書くには?(4)
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                        「思います」の多用

今週は、自信を持って、はっきり相手に伝えるための
表現の仕方について取り上げています。

週始めの配信で、相手にはっきり伝わらないNGワードの一つとして
取り上げた「~と思います」。

これも便利な言葉ゆえ
つい多用してしまいがちです。

でも
「お祝いを申し上げたいと思います
「お詫びしたいと思います

このように、文末が「~と思います」だと
どこか他人事のようで、
本気度は相手に伝わりません。

特に、お礼やお詫びをする場合は
「~と思います」は不要。

「お祝い申し上げます
お詫びいたします

と言い切ることを心がけましょう。

「今後はこのような間違いがないように気をつけたいと思います
「精いっぱい努力していきたいと思います

このように意思表明する場合も同様に

気をつけます
努力します
と言い切った方がやる気が伝わりますね。

「多分、在庫はあると思います
「納品は1週間ぐらいかかると思います

という返答では
商品を確実に入手したい人や急いでいる人は
納得しません。

在庫はいくつあるのか
納品までに何日かかるのか
正確に把握したうえで

在庫がある場合は
「在庫は十分にございますので、お届けできます」

在庫がない場合は
「あいにく在庫がございません。
次の入荷は5日後ですが、いかがいたしましょうか」

納期については
「納品は10月10日です」
と明示すれば、相手は安心、納得します。

憶測や未確認のまま
「~と思います」
と数量や日数を伝えるのは避けましょう。

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