今週は、相手に対して失礼な対応についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法           < 注意が必要な対応
◆─────────────────────────────────◆
                         相手を褒めるとき

人から褒められたり、称賛されたりするのは
うれしいものです。

でも、気をつけなければならないのが
目上の相手に対する褒め言葉です。

「褒める」という行為自体が
目上の人から目下の相手に行うものなので

自分と同じ目線で
目上の相手に褒め言葉を連発するのは
相手を見下しているような印象を与えたり
見え透いたお世辞と受け取られたり
することもあり、注意が必要。

上司に対して「すごいですね」
先輩に対して「さすがですね」
というフレーズは
同じ目線での褒め言葉になるので
避けた方が無難です。

目上の相手に対しては
褒めて、持ち上げるより
相手の行為や姿勢に対する敬意を
伝える表現を心がけましょう。

例えば……
「冷静に対処されていて、勉強になりました
「わたしも〇〇できるように肝に銘じます(なりたいです)
「毅然と対応しておられ、感銘を受けました

といった言い回しを意識すると
相手への敬意が伝わります。

安易な褒め言葉より、下記のように

いつも気にかけていただき、感謝しています
ありがたく思っています)」
「フォローしていただき、ありがとうございました

と、感謝の意を伝える方が良い場合もあります。

★8冊目の著書「迷わず書けるメール術」5月20日発売!

読んだら旅に出たくなる本「空飛ぶ野菜ソムリエ 世界の旅ごはん」5月13日刊行
神垣が企画・編集を担当しました。

7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。

書けるいい女になりましょう。大和言葉で書く一筆箋講座「行書コース」開講

2005年創刊! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン配信中
「まぐまぐ大賞 2017」ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門で5位に入賞しました!

iPhone/iPad向けアプリ【 ビジネスメール文例辞典 】

THEプロフェッショナル広島

取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む