今週は、うっかり使いがちな重言についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 重言注意!(3)>
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カタカナ重言
「製造メーカー」
製造するところがメーカーですから、
「自動車メーカー」「家電メーカー」とすればいいのですが
うっかり、言ったり書いたりしてしまう重言の一つです。
このほかにも、
「思いがけないハプニング」とか
「後ろへバックする」のように
カタカナを使った重言があります。
例えば、「期待のホープ」。
「ホープ」自体が、将来に望みをかけられている人とか、有望な新人
といった意味なので
「期待の」と意味が重なります。
この場合は、「期待の新人」「球界のホープ」といった
書き方の方が適切です。
そのほか、下記のようなカタカナ重言があります。
・ボール球 → 「ボール」あるいは「球」
・シート席 → 「シート」あるいは「席」
・リスト一覧 → 「リスト」あるいは「一覧表」
・真っ直ぐなストレート → 「直球」あるいは「ストレート」
・ワイルドで野性的 → 「ワイルドな」あるいは「野性的な」
・健康的でヘルシー → 「健康的」あるいは「ヘルシー」
・アメリカへ渡米した。 → 「アメリカへ渡った」あるいは「渡米した」
日本では、カタカナの言葉や和製英語があるため
カタカナと意味が重複した言葉を
うっかり使ってしまいがちです。
このように書いてみると、意味の重なりに気がつきやすいですね。
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