今週は、メールに書かない方がよいひと言についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 余計なひと言
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ここだけの話ですが

書く側は、特に考えず書いたひと言が
受け取った側には不愉快だったり
誤解を生み、あとあと波紋を残すようなことがあります。

例えば、よくあるのが
ここだけの話ですが
という前置きで始まる一文。

「ここだけの話」=「あなただけに伝える」
という意味合いを含ませた言い回しですが
結局、後に続くのは

根拠が明確でない噂話とか人の悪口
主観に偏った意見
というケースがほとんどです。

しかも、そういった根も葉もない不確かな情報を
メールという「後に残る」媒体で伝えてしまう点が
うかつというか、配慮のなさを感じさせます。

「ここだけの話」という前置きを持ち出す人ほど
同じパターンで複数の人にメールを送っていることも
よくある話。

ここだけの話ですが
ここだけの話にしておいてほしいのですが
○○さんだけに伝えるのですが
などと

業務に関係ない内容を
「ここだけの話」と伝えてくるメールは
書かないこと、乗らないことが
賢明です。

もし、そういったメールを受け取ったら
「そうなんですか」
と流して、

「それで?」とか「実は、私も…」と
深入りしないことです。

話に乗ってしまった時点で巻き添えを食うのは必至
だからです。

読んだら、次の人に送らないと不幸になるといった
チェーンメールの類と同じで
“負の連鎖”には加担しないことが一番。

今週は、こうした
余計なお世話ともいえる
嫌な感じを残すひと言を取り上げていこうと思います。

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