今週は、読み方によって意味が異なる漢字についてです。
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                      「いちば」と「しじょう」

 「明日」と書いて
 「あした」と読むほかに
 「あす」「みょうにち」という読み方もします。

 一般的には「あした」と読み、使っていますが
 テレビやラジオのニュースとか、天気予報では
 簡潔な「あす」が使われていることが多いです。

 「みょうにち」は普段使うというよりも
 式典のような改まった席で使われることが
 多いように思います。

 新聞表記では
 「あした」「あす」と
 平仮名で書き分けています
 (もっとも、新聞の場合は
  「3月3日」のように日時を特定した書き方を
  することの方が多いですが)。

 このように、
 同じ漢字でも読み方が異なり
 場合によっては意味も変わってくるものもあります。

 例えば、「市場」。

 「いちば」とも「しじょう」とも読み
 それぞれ意味が異なります。

 「いちば」と読む場合は
 場所を表し、「魚市場」「青物市場」のように使います。

 「しじょう」と読むときは
 経済的な機能を表し、
 「売り手市場」「卸売市場」「市場価格」
 のうように使います。

 ただ、これまで「いちば」としてきたものを
 「しじょう」と呼ぶことも増えており
 ごく小規模の場を「いちば」とするケースも
 あるようです。

 今週はこのように
 同じ漢字でも読みが異なる言葉を
 取り上げていくことにしましょう。


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