今週は、気になる敬語の使い方について取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 敬語レッスン(2)
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お友達に~いただきました

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食卓をお友達に春らしくコーディネートいただきました
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上記は、テーブルコーディネートを友達に頼んだ
という内容の一文。

ブログやSNSでも見かけるのですが
友人や知人といった自分に近しい人たちに対して
敬語を使っている例として、取り上げました。

コーディネートを依頼したのが
専門の先生とか、尊敬する業界の先輩といった
目上の相手であれば

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佐藤先生に食卓を春らしくコーディネートしていただきました
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と尊敬語「していただきました」を使うのは自然な流れです。

しかし、自分にとって近しい存在である
友達に依頼したという場合は

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友達に食卓を春らしくコーディネートしてもらいました
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あるいは、もう少し言葉を添えて

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テーブルコーディネートを勉強している友達が
食卓を春らしくコーディネートしてくれました。
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のように表現することができます。

友達に対しても丁寧な言葉遣いをしなければ
という思いから
「お友達にコーディネートいただきました
(この場合、「して」が抜けています)」
といった敬語表現が使われるのは想像できるのですが

“身内”として親しくしている間柄の人のことを
第三者に伝えるときに、ことさら敬語を使う必要はなく

敬語を使わなかったからと言って、友人に失礼になる
ということもありません。

以前にも、「敬語の向かう先」として取り上げたことがあるので
参考にしてください。

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