今週は、読者の方からの質問に回答します
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(5)
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                       「教示」か「教授」か

<読者からの質問>——————————————

1点ご教示ください。

この、『教示』ですが、
社内で若い(と言っても30代半ば)男性が、
得意先へのメールに『ご教授下さい』と記載していました(2人)。

1人には「ご教授ではなくご教示では?」と
それとなく連絡したのですが、

別の方が同じように使用しているのを見て、
「ご教授でも良いのかも?」
と自信がなくなってきました。

得意先へのメールに「ご教授」でもよろしいのでしょうか?
自分では先生が生徒に教える時と理解していたのですが……

(読者 M.Uさん)

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「ご教示」と「ご教授」についてですが
結論から申しますと
「ご教示」を使うのが適切です。

「教示」とは、知識や方法などを教え示すこと。
「教授」とは、学問や技芸を教え授けること。

似たような意味ですが
文字通り、教え示すことが「教示」であるのに対して

教え授けることが「教授」。
時間をかけ、専門的な学問や技術、芸事を教えていくことです。

「教授」に対し
「ちょっとここ、教えてもらえますか?」といった
たやすく教えられることが「教示」です。

したがって
メールで得意先に
「教えてください」という意味合いで使う場合は

「ご教示ください」
が適切です。

メールで「ご教授ください」と使っているのは
ミスタイプでそうなったのか
「教示」と「教授」の意味を同一と捉えているか
ではないでしょうか。

参考にしていただけるとうれしいです。

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