今週は、 重複した言い回しについて取り上げます。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 重ね言葉に注意!(4)>
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人にまつわる言葉の重複
意味が重なっているのに
気づかずに使っていることがあります。
今一度、チェックしてみましょう。
「人材」という言葉も実は、重ねて使っていること多いです。
× 当社では、有能な人材を求めている ⇒ 当社では、人材を求めている
「人材」とは、もともと
世のため人のために役に立つ有能な人のことを意味します。
「材」には、「材料」とか「素材」といった
原料となるものという意味のほかに
才能とか働きという意味もあり
「人材」「逸材」の材は、それに相当します。
したがって「有能な人材」には意味が重なっており
「有能な」を付けずに「人材」だけでよいということになります。
会社案内などに「優秀な人材」「優れた人材」といった言葉が
使われていますが、「人材」の意味に鑑みれば
「優秀な」「優れた」も不要ということになります。
会社にとって「人材」とは、
才能や能力を生かし、会社をもりたてる力のある人。
だからこそ、会社にとっては財産であるという意味合いから
当て字の「人財」を使うところもあります。
× 各界に人材を数多く輩出した名門校 ⇒ 各界に人材を輩出した名門校
「輩出」は、優れた人が次々と世に出ること、あるいは、世に出すこと
という意味。
「たくさんいる」という意味合いを含むので
「数多く」「多く」を付け加える必要はなく
「輩出した(する)」のみでよいのです。
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【しごび】 の お す す め
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営業ウォーズを勝ち抜く
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第170号 究極のセールスとは
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【 営業マン河村操はコミュニケーションする 】
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