今週は、 贈り物を渡すときのフレーズについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 贈る気持ちを伝えるひと言(3)>
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「お口に合いますかどうか」
今週は、贈り物をするときに
添えたいひと言を紹介しています。
昨日は、食べ物を贈るときのへりくだった言い回しとして
「ご笑味ください」
を紹介しました。
これに関連して、
食べ物を渡す、あるいは送るときに
相手の好みに合っていると良いのですが……が
という気遣いを伝える言葉として
「お口に合いますかどうか」
があります。
「実家で作っている桃ですが、お口に合いますかどうか」
「広島で評判のお菓子をお送りしました。お口に合うとよろしいのですが」
のように使います。
相手に食べ物を勧めるときのへりくだった言葉としては
「お口汚し」
があります。
粗末であったり、わずかなもので恐縮ですが……
という気持ちを伝えるもので
「ほんのお口汚しですが、お召し上がりください」
のように使います。
「これ、おいしいですよ!」「珍しいものですから、どうぞ!」と
ぐいぐいアピールする言い回しとは反対に
控えめに食べ物を勧める日本的な表現です。
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