今週は、尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 敬語の使い分け >
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「行く」の敬語
敬語には、
「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」
の3種類があります。
今一度、おさらいしてみましょう。
・尊敬語は、相手に対する敬意を表すもので、主語は相手。
相手の動作や存在を高める言い回しです。
・謙譲語は、自分をへりくだることで、相手に敬意を表すもので
主語は自分。
自分の動作や存在を低めて、動作が向かう先の相手を高めます。
・丁寧語は、相手への敬意を込めて、動作や存在を丁寧に、
あるいは上品に言い表すものです。
例えば「行く」という言葉を
尊敬語・謙譲語・丁寧語で書き表すと
次のようになります。
「行く」の尊敬語 = いらっしゃる
例)部長が次に本社にいらっしゃるのはいつですか?
※ほかに「おいでになる」「お越しになる」も使います。
「行く」の謙譲語 = うかがう
例)明日の14時に打ち合わせにうかがいます。
※ほかに「まいる」も使います。
「行く」の丁寧語 = 行きます
例)展示会には15時に行きます。
今週は、「行く」のほかに
ビジネスメールで使う頻度の多い
「来る」「言う」「する」の敬語の使い分けについて
取り上げていきます。
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