今週は、入力するとき間違いやすい同音異義語を取り上げます。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法              < 言葉の使い分け
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                       「科する」と「課する」

ビジネスメールで文字を入力するとき
どちらの漢字を使うのか
迷うことの多い同音異義語を今週は取り上げます。

「科する」と「課する」。

この2つの言葉の使い分けは
できていますか?

「科する」は、罰金や刑などの罰を負わせること
「課する」は、税金や学業などを割り当てること

という違いがあります。

例) 科する … 罰則を科する、ペナルティーを科する
課する … 任務を課する、ノルマを課する

刑罰や、秩序違反に対する制裁を負わせる
という意味で用いられるのが「科する」。

対して、「課する」は
負担すべきものとして引き受けさせること、
一方的に負わせること。

国や地方公共団体などが国民や住民に
税や義務などの負担をかけるとき

「消費税を課する」

のように使います。

制裁的な意味合いを持つのが「科する」で、
そうではなく、義務として負うのが「課する」
という違いを覚えておきましょう。

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