今週は、入力するとき間違いやすい同音異義語を取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 言葉の使い分け(5)>
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「不幸」と「不孝」
今週は、ビジネスメールで文字を入力するとき
どちらの漢字を使うのか、迷うことの多い同音異義語を取り上げてきました。
「不幸」と「不孝」。
うっかり見誤りやすい
2つの言葉の意味の違いを
使い分けできていますか?
「不幸」は、幸福でないこと、恵まれていないこと
「不孝」は、親を心配させたり、悲しませたりすること
という違いがあります。
例) 不幸 … 人の不幸につけこむ、不幸中の幸い
不孝 … 親不孝、不孝者
文字通り、幸せではないことが「不幸」で
孝行していないことが「不孝」です。
不孝の対義語は「孝行」、
不幸の対義語は「幸福」。
「不幸」は、身近な人が亡くなることを婉曲に表すときにも使います。
例)身内に不幸がありまして
「不孝」も「親不孝」も
親の言うことを聞かず、
心配をかけたり悲しませたりする
という意味は共通します。
「親不幸」と書くのは誤りなので、注意しましょう。
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【しごび】 の お す す め
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