今週は、ビジネスメールに取り入れられる大和言葉をご紹介
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < メールで使える大和言葉(4)
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今週は、ビジネスメールでも使える
大和言葉を紹介してきました。

了解しておく、心に留めておくことを
意味する大和言葉が

「含みおく」

です。

目上の相手や客先に対して
「事情を理解して、事前に了解しておいてください」と伝えるときに
「○○について、お含みおきください」
のように使います。

裏に隠れている深い意味や内容のことを
「含み」
と言いますが

かくかくしかじかの事情があることを
あらかじめ知っておいてくださいね
と相手に根回しをしておくようなときに
使う言葉が「含みおく」です。

似た言葉に
「含むところがある」
があります。

心の中でひそかに抱く考えや
恨み、怒りの気持ちがあることを指し

「何か、含むところがある物言いでした」
のように使います。

「含みおく」は事前に理解・了解しておくという意味ですが
事情や心情を察する、推察するという意味で使う言葉が
「くみ取る」です。

目上の相手や客先に対して
「どうか、事情をおくみ取りください」
のように使います。

このように
直言せず、間接的で遠回しな言い回しが多いのが
大和言葉の特長の一つ。

ビジネスのやり取りに関しては
直言、明言する方が良い場合が多いのですが

はっきりものを言い過ぎるyと角が立ち
相手との関係がぎくしゃくすることもあります。

そんなとき、大和言葉で婉曲に伝える術を知っておくと
よいのではないでしょうか。

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