今週は、なんとなく書いてしまいがちな曖昧な言葉についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法                 < 余分な言葉(3)>
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                              「的」

 「会社にはNGだと思います」
 「わたしには賛成です」

 のように、
 「~としては」の代わりに「的」を付け加えて表現する
 風潮があります。

 「的」の文字ひと言で
 なんとなく感じが伝わる便利さと

 間接的な表現でぼやかして
 やりすごすことができて楽な点が

 「的」という表現を拡大・浸透させ、
 今も根強く使われている要因と思われます。

 しかし、これも癖になってしまうと
 「仕事には予算に難しいですが、PRなことは対応可能なので
  資料なものを送っていただけますか」
 のように多用した結果、おかしな文章になってしまう恐れも。

 似たような使われ方をする言葉としては
 「癒し系」「意識高い系」といった「~系」
 があります。

 大ざっぱにまとめて表現できる「的」や「系」ですが
 その便利さに頼りきってしまうと
 なんとなくぼんやりとしか
 物事が伝わりません。

 せめて書き言葉だけでも
 「会社としては」「私としては」
 「癒される」「意識を高く持つ」のように
 はっきり表現することを心がけたいものです。



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 【しごび】 の お す す め
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 心ある対応だからこそ
 「丁寧さ」が生きてくるのだと思う。


 第207号   過剰なくらい丁寧
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  【 営業マン河村操はコミュニケーションする 】
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