今週は、なんとなく書いてしまいがちな曖昧な言葉についてです。 ◆─────────────────────────────────◆ 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 余分な言葉(4)> ◆─────────────────────────────────◆ 「らしい」 「セミナーは延期になったらしいです」 「本社は広島にあるらしい」 「~であるようだ」「~と思われる」という意味で 助動詞の「らしい」を使います。 はっきりと断定はできないけれど 多分、そうだろう、 自分で確かめたわけではないけれど 人づてにそう聞いた、人がそう言っていた という事柄を伝えるときに用いられます。 断定を避けた婉曲な表現といえますが 「らしい」を使い過ぎると いい加減、適当な情報とも受け取られるので 注意が必要です。 例えば 「駅からすぐの所にあるらしいと聞きました」 「あるらしい」という表現自体が 人から得た情報を伝えるときの言い回しなうえに 「~と聞きました」と さらに伝聞の表現が続くので とても曖昧で不安を与えます。 根拠がなく、推測の域を出ない情報を 「~らしい」のまま不用意に書いて伝えるのは危険です。 不確かな情報は安易に口にしたり書いたりせず 確かめてから正確な情報を伝えることを心がけましょう。 「セミナーは延期になったらしいです」は 「セミナーは23日(火)に延期になりました」 「本社は広島にあるらしい」は 「東京にあるのが支社で、本社は広島にあります」 のように、「らしい」の代わりに 「いつ」「どこ」「だれ」かを 具体的に伝えることを意識しましょう。 ◆─────────────────────────────────◆ 【しごび】 の お 知 ら せ ◆─────────────────────────────────◆ 第3回めの講座は 3月1日(火)の開講です。 一緒に大和言葉を学びませんか? ----------------------------------------------------- ひろしまきもの遊び・和ごころ講座 ----------------------------------------------------- 【 人づきあいのたおやか大和言葉 】 ----------------------------------------------------- 少人数の和やかな講座です。男性の参加も大歓迎! ◆時 間/19:00~20:30(90分) ◆場 所/紅茶のお店「linden&chervil」プライベートルーム (広島市中区袋町5-5 袋町アレー2F) ◆受講料/単発受講 1回につき2,000円(テキスト代含む) ※別途、ドリンクのオーダーをお願いします ▼お申し込みは こちらのFacebookページへ