同じ「かく」でも、こんなに違う

先週土曜日は「快画塾」という
「誰でも3時間で自動的に絵が描けるようになる」ワークショップへ
行っていました。

このワークショップへの参加は
今回が2度目。

前回はドローイングとコラージュの2本立てだったのですが
今回はドローイングのみ。

参加者の中には、仕事や趣味で絵を描きなれた人もいれば
わたしのように以前、描いたことがある人、
そして、描いたことがないから描けるようになりたくて参加した
という人と、いろいろいます。

最初は10分程度で先生の顔を描きます。

その後、一人ずつの絵を先生が皆に見せるのですが
このとき、現役で描いている人と今回初めてという人とは
明らかに描いた絵に差があり
初めての人は10分で描ききれないことも。

2回目からは条件を変えて
また先生の顔を描いていくのですが
パチッとスイッチが入る瞬間があって

最初ほとんど描けなかった人が
最後には「え!? これ同じ人が描いた絵?」
と思うくらい大胆に描けるようになっています。

他人事ながら、
こうしたBefo・Afterの変貌ぶりを目の当たりにするのが
うらやましくもあり、楽しくもあるのが
「快画塾」の面白さです。

元・美術部員のわたしは
最初の絵が少女マンガのようなタッチになります。

50歳にもなって、未だ
自分の中に乙女チックな部分が残っているのかと思うと
こっ恥ずかしい限りなのですが

今回はわたしにもスイッチが入り、後半から
「あ~、こういうものの捉え方が得意なんだ!」
というのが自分で分かりました。

文章を「書く」ときに使う脳と
絵を「描く」ときに使う脳って違うんです。
だから、描くってものすごく脳のストレッチになる!
と改めて気づきました

「自分探し」という言葉がわたしは大っ嫌いですが
実は、絵を描きながら自分を探しているのかもしれません。

でも、描くことにだんだん没頭していくのって
すごく楽しい!

そんなわけで来月も参加しようと思います。
木村タカヒロの快画塾 広島クラス。

絵の描き方というより、ものの見方、捉え方を
教えてもらえますよ。