今週は、慣用句の意味について取り上げます。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法                 < 本来の意味 >
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                              「奇特」

 「世の中には奇特な人がいるものだ」
 という一文に使われている「奇特」。

 文字の印象から
 「奇妙で珍しいこと」という意味と
 思い込んでいたのですが

 本来の意味は
 「言行や心がけが優れていて、褒めるに値する様」。

 「彼は奇特な人ですね」は
 変わり者という意味ではなく、
 感心な行いをする優れた人という意味です。

 こうした感覚的な思い込みの期間が
 長ければ長いほど
 本来の意味を知ったときの驚きは大きいものです。

 今回
 文化庁の平成27年度「国語に関する世論調査」の結果の中に
 「奇特」が挙げられており

 自分が誤った意味のまま、ずっと使い続けていたことを知り
 恥ずかしくなりました。

 なんとなくこういう意味だろうと捉え、
 そのまま使っている言葉に気づく機会を与えてくれる
 「国語に関する世論調査」をもとに

 今週は、慣用句の本来の意味について
 取り上げていきたいと思います。



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