今週は、読者の方からの質問に回答します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問 >
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「とりまして」か、「とって」か
<読者からの質問> ———————————————-
年賀状の添え書き(文例)についての質問です。
皆様にとりまして、良い1年となりますよう心よりお祈り申し上げます
皆様にとって、良い1年となりますよう心よりお祈り申し上げます
“とりまして”と“とって”どちらのほうが正しい、
あるいは、ほかにもこのような言い方がある
などがありますか。
個人的には丁寧な言い回しになるとしたら、
“とりまして”なのかなと思っています。
(読者 H.Kさん)
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どちらでも差し支えないと思いますが、丁寧なのは
「皆様にとりまして、良い1年となりますよう心よりお祈り申し上げます」
です。
この文の前半
「皆様にとりまして、良い1年となりますよう」には
3通りの書き方が考えられます。
1)皆様にとりまして、良い1年となりますよう … 最も丁寧
2)皆様にとって、良い1年となりますよう … 3)より丁寧
3)皆様にとって、良い1年となるよう
後半の「心よりお祈り申し上げます」に敬語が使われているので
3)の文でも問題ないのですが、
より丁寧に書こうとすれば、1)や2)の書き方もあります。
「とって」を使うことが間違いではないので、
前の文との兼ね合いや送る相手との関係により
バランスがとれる文を使えばよいと思います。
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あ と が き
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2017年ですね。
こうしてメールマガジンを書いていると
新年の始まりを実感します。
2005年1月10日に創刊した
当メールマガジンも12年目を迎えました。
創刊当初から読んでくださっている読者の方、
最近読み始めたという読者の方、
今年も【仕事のメール心得帖】をよろしくお願いいたします。